社員の皆さんへ

To All Staff

仕事に対する考え方

仕事に対し、「全ての人が個人事業主」と考えています。

雇用契約=業務提携契約です。
つまり、皆、代表のみで構成される(株)○○の社長です。
私であれば、(株)岩崎ですね。

(株)○○にとって、主要顧客はどこの会社か?
それは、直属の上司であるAさんであり、
(株)Aさんの主要顧客も、そのまた上司である(株)Bさんです。
そして(株)○○の売上シェアは、普通は100%(株)Aさんなのです。
「いつまでに、どれだけの成果を出してほしいから、いくらの報酬を支払います。」
という業務提携契約を結んでいるわけです。
普通に会社の契約として考えると、
例えば、自動車メーカーが、部品メーカーに、部品の発注をします。
当然、欲しい質、納期、量、価格を検討し、業者選定をし、契約します。
これは、我々が業者さんを選ぶ時と全く一緒。
一業者として、まずは、クライアントの依頼に答える、若しくは、
依頼に答えられないような注文であれば、折衝し、納期やフィーを打ち合わせする。
(もっと言えば、受注を取る為には、現在答えられない注文でも、
納期までに完璧に製品を作り上げる意思で受注する。)
業者としては、何よりもその契約を守ることが第一優先です。
クライアントからの依頼は、質、納期、内容が当然あるわけですが、
その納期や質が守れなかったら?
当然、契約終了ですよ。
でも、実際は、社員として働いていると、契約終了になりません。
それは、投資をしてもらっているから。
今後、期待通りの製品を作り、期待以上の製品を作りあげられると
信じてもらえるから、投資してもらえるのです。
その気持ちに、いち早く成果で答えねばなりません。
しかし、万が一製品が上がらない場合、
例えば自動車メーカーの部品担当者だったら、どちらの業者を残したいと思いますか?
もしくは、どちらの業者に期待しますか?
※実際には、製品が上がらない時点で、どちらの業者も切られると思いますが。。。
1.社長自ら現場でせっせと汗をかき、毎晩遅くまで研究(勉強)を行い、
注文通りの製品があと少しで仕上がりそうで、仕上がらない会社
2.社長は、一所懸命に動いているが、稼働時間が終わると、
社長は帰って何も研究すら(勉強すら)行わず、工場が止まる会社。

いきなり爆発的なヒット商品、注文した質以上の商品は、いりませんが、
クライアントは、まずは注文通りの商品が納期通りに欲しいのです。
まずは、注文通りの製品を、納期通りにあげるのが、会社の信用。
プロです。

介護の現場でいえば、クライアントからの依頼、望まれる成果は、
「利用者さんに満足いただけるサービスを提供すること」です。
最低限、そこは抑えなければならない。
ただし、「満足」の質はクライアントへの確認が必要です。
また、「自分を利用者さんに置き換え満足を考える」のではなく、
「自分が利用者さんに置き換わり満足を考える」ことも必要です。
「自分だったら、こういうの嬉しい。」と思っても、相手はそう思わないかもしれない。
「自分だったら、こういうの嫌だな。」と思っても、相手はそう思わないかもしれない。
「利用者さんが、どう感じているか?」が重要であり、それは、利用者さんやご家族に聞けばわかること。
これを24時間考えているか、実際に動いている時間だけしか考えられていないかで、大きな違いがでます。

何よりも、普通の会社であれば、取引先として選んでもらい、
選び続けてもらえるよう、会社の質を高める為には、
本当に様々な取り組みが必要で大変ですが、
(株)岩崎や(株)○○は、単純に自分一人が頑張れば、
質が高まる会社なのです。

本当に簡単なことです。

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