理由、背景、想い
先日、事業所の特徴を説明する会に参加してきました。
私たちの事業所は、非常に特徴のある事業所ですが、
その特徴を説明する際に、表面的な部分のみを説明しても、
その狙いは、さっぱり理解されません。
理由、背景、想い。
紙に書かれている内容ではなく、
その裏側にある部分を、いかに説明できるかが、
事業所を理解していただくために必要ですが、
上手く伝わった事を祈るばかりです。
※持ち時間10分のところ、20分近く話してしまいました…。
さて、理由、背景、想いを伝えるのは、
決して、事業所説明の時だけに必要な事ではなく、
人と人とのコミュニケーションの際に、非常に重要な要素です。
相手に何かを伝えたい時、きちんと伝えられていますか?
・自分で、思っている事が、相手に正確に伝わらず、
歯がゆい思いをしたことはありませんか?
また、同時に、相手から何かを言われた時、きちんと理由、背景、想いを聞けていますか?
・誰かが「こうしたい。」と言った「表面的な言葉」だけを聞いて、終わりにしていませんか?
そのような人は、大抵、相手が本当に伝えたい事を、聞けておらず、
相手に不満を残します。
相手に想いを伝えられるのも能力、相手の想いを聞き取れるのも能力です。
能力を上げるのは、簡単。
概念的に言えば、「相手に興味を持つ。」だけ。
方法論でいえば、「どうして、そう思うのか。」を説明するだけ。
もしくは、「どうして、そう思うのですか?」と一言聞くだけ。
たったそれだけです。